「危ないからやめておいて」が機能低下を招く
高齢になると「危ないからやめておいて」など、周りの人が怪我や事故を心配するあまり、高齢者がまだまだ出来ることに対しても蓋を閉めてしまい、結果そのことによって身体機能や認知機能の低下に拍車をかけてしまっている、という問題があると考えております。
⇒【エムケイ・コーポレーション】平均年齢約84歳!デイサービス利用者様が作ります手作り「どら焼き」販売イベント開催!(PRTIMES)
リンク先の情報の内容は
”デイサービス利用者が作る「どら焼き」イベント開催”
という内容ですが
高齢になって
「危ないから」という理由で
まだまだ出来るはずのことまで
やらせないようにしてしまうと
本来出来たはずのことまで
出来なくなってしまう
という
介護あるある
のようなことも
伝えてくれています。
具体的には
今まで料理をしていたけど
包丁を扱ったり
火を扱ったりするのは
危なっかしいから
やらせないようにする
今まで一人で買い物に出かけていたけど
お金の管理ができなかったり
同じものを買ってきてしまうので
買い物にも行かせない
今まで毎日散歩をしていたけど
転んでしまう危険性が高いから
外出もさせない
というようにしていると
体力や筋力の低下
認知機能の低下が
ますます進んでしまいます。
同じような例で
車や自転車の運転もありますが
車の運転については
早めのストップの判断が必要かもしれません。
出来るけど危なっかしい
ということは
可能であれば
一緒にやるようにする
失敗しても問題ないよう近くで見守る
ということが理想的です。
そうはいっても
忙しい中での支援となると
やりたくてもできない
時間がかかってしまうと
家族の生活にも影響してしまう
という場合もあるかと思います。
だからこそ
介護が必要な方であれば
介護サービスを有効活用して
出来ることはできる限り続けられる環境を作る
ということも大切になります。
今現在介護でお悩みの方は
介護サービスの活用や
地域の介護予防教室などの参加を
ご検討いただければと思います。
投稿者プロフィール
- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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