ケアマネジメントの利用者負担っていくら?

介護サービスを利用する際には

基本的には

介護認定を受けた後

 

ケアマネジャーに

本人の介護状態を確認してもらい

活用できるサービスを紹介してもらい

介護サービス計画書(ケアプラン)を

作成してもらう必要があります。

ケアマネジャーに

ケアプランを作成してもらう等の業務は

現状は

無料で行われていますが

 

将来的には

有料化することが検討されています。

 

タイトルにあげた

”ケアマネジメントの利用者負担”とは

ケアマネジャーにお願いする業務が

有料になる

ということでもあります。

 

では

仮に有料になったとしたら

いくらくらいの負担になるのか

気になるところかと思います。

 

現状の介護保険制度の中で考えると

ケアマネジャーが

要介護認定を受けた人を担当する際の基本報酬単価が

要支援1~2:442単位

要介護1~2:1,086単位

要介護3~5:1,411単位

と決められています。

 

具体的な費用は

お住まいの地域や事業所の加算状況により異なりますが

基本単位である

1単位=10円で計算すると

要支援1~2:4,420円

要介護1~2:10,860円

要介護3~5:14,110円

となります。

 

この金額に対して

介護保険で1割から3割負担と考えれば

 

1割負担であれば

要支援なら毎月500円程度

要介護1~2なら毎月1,100円程度

要介護3~5なら毎月1,500円程度

となりそうです。

 

ケアプラン作成などの業務は

本人や家族が行うこともできますが

その労力や時間を考えれば

ケアマネジャーに依頼した方が

かなり効率的かと思います。

 

 

”ケアマネジメントの利用者負担”については

まだ検討中の内容のため

この先どうなるかも分かりませんが

 

利用者負担になったら

大幅に費用が増えてしまう

ということにはならないかと思います。

 

安心はできないかもしれませんが

この程度の金額なんだな

と目安になればと思います。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。