セルフケアプランとは?

介護保険のサービスを利用する際には

介護保険サービスを利用するための

目的や目標などを記載した計画書

”介護サービス計画書(ケアプラン)”が必要になります。

 

その介護サービス計画書についてですが

つい先日

様式の変更があり

様式変更と計画書の記載方法について

お知らせがありました。

介護保険最新情報vol.1286(pdf資料)

 

通知自体は

行政機関向けの案内となっていますが

その内容は

すでに介護サービスを利用している人や

これから介護サービスの利用を検討している人にとっても

参考になる内容かと思います。

基本的に

”介護サービス計画書(ケアプラン)”は

ケアマネジャーなどが作成してくれますが

本人や家族が作成することも可能です。

 

タイトルにある

セルフケアプランとは

まさに本人や家族が

介護サービス計画書を作成することを言います。

 

冒頭にあげた

様式変更に関する通知を見ていただくと

それぞれの様式に

何をどのように記入したら良いかが

解説されていますので

本人や家族が作成する際の

参考にもすることができます。

 

さらに

将来的な話になりますが

今後の介護保険制度の改正において

『ケアマネジメントの利用者負担の導入』

ということが検討されています。

 

現状

ケアマネジャーが計画書を作ることは

利用者負担なしの無料で行われていますが

 

今後

『ケアマネジメントの利用者負担の導入』によって

有料になる可能性があります。

 

そうなったときに

できるだけ負担を軽減させたい

というのであれば

セルフケアプランで

計画書を作成することで

負担軽減ができるかもしれません。

 

ただし

セルフケアプランの作成にあたっては

書類を作成するだけでなく

行政の介護保険担当への書類の提出や

サービス事業所との連絡・調整等

全て本人や家族が行う必要がありますので

ご注意ください。

 

まずは計画書だけ

作成できるか試してみようかな

という方は

厚労省の資料を参考にしていただくと

作成しやすいかと思います。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。