介護と仕事の両立推進シンポジウム2023

令和5年11月2日

東京都は「介護と仕事の両立」をテーマに

主に企業の経営者や人事労務担当者に向けたシンポジウムを

オンライン開催します。

介護と仕事の両立推進シンポジウム(東京都)

内容としては

東京大学名誉教授の佐藤博樹氏による基調講演

介護と仕事の両立支援に取り組む企業の事例紹介

元ヤングケアラーのフリーアナウンサー町亞聖氏のトークショー

となっています。

 

フリーアナウンサーの町亞聖さんは

脳障害のため車いす生活を送った母親と

10年を過ごし

母と父をがんで亡くした経験があるとのこと

 

おそらく当時の日本では

ヤングケアラーという言葉は

ほとんど使われていなかったかと思います。

 

そんな時代に

若くして介護をしていた当事者のお話は

興味深いですね。

 

 

「介護離職」と聞くと

40代以上の働く世代が

両親の介護をきっかけに

仕事と介護の両立に思い悩む

というイメージがあるかと思いますが

 

若い世代の中にも

介護の問題を抱えながら働く人が

多くいます。

 

介護離職については

特定の世代に限った話ではなく

全世代に共通の問題として

企業の中でも十分な支援ができるよう

対策していく必要があるかと思います。

 

企業の中で

介護と仕事の両立支援の体制について

まだまだ不十分かもしれない

と思うところがあれば

 

今回の東京都のシンポジウムにも参加いただき

企業の支援体制を見直すきっかけにしてもらえると

良いかと思います。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。