介護保険最新情報vol.1132,1133

令和5年3月1日

厚生労働省より

処遇改善加算に関する通知が出されました。

いずれの通知も

処遇改善加算に関する基本的な考え方や要件について

申請様式について示されています。

事業者として気になるのは

計画書や実績報告について

どれだけ簡素化されるのか？

という部分かと思いますが

介護保険最新情報掲載ページの

vol.1133の（別添（概要））の中で

具体的に示されています。

ポイントは以下の3点

（改善事項１）計画書における、前年度と今年度の賃金額比較の省略

（改善事項２）実績報告書における３加算の賃金額比較の一本化

（改善事項３）計画書及び実績報告書における事業所ごとの賃金総額等の記載の省略

なお

改善事項(１)については令和5年度の計画書から、(２)については令和5年度の実績報告書から、(３)については令和4年度の実績報告書及び令和5年度の計画書から適用する。

とのこと

詳細については厚労省資料をチェックいただきたいのですが

パッと見ただけでも

なかなかの簡素化になっているのではないかと思います。

実際に書類を作成してみて気づく部分も多くあるかと思いますが

これまでよりは

明らかに作成しやすくなるのではないかと思います。

様式が変わったことにより

ミスにつながる部分もあるかもしれませんので

記入例等もしっかり確認していきたいですね。

なお弊社では

処遇改善加算算定にかかわるサポートも行っています。

新たに加算を取得したい

上位の加算を取得したい

そもそも処遇改善について詳しく知りたい

という方は

ぜひお気軽にお問合せ下さい。

武藤至正: 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。