令和6年2月分からスタートの「介護職員処遇改善支援補助金」

令和6年1月25日

厚生労働省より

「介護職員処遇改善支援補助金」

に関する通知がありました。

介護保険最新情報vol.1202(厚労省)

「介護職員処遇改善支援補助金」の内容としては

令和6年2月分から5月分の

介護職員の賃上げを目的とする補助金

となります。

 

今回の補助金の対象となる要件として

(1)介護職員等ベースアップ等支援加算を算定していること
(2)原則として、令和6年2月分から賃金改善を実施すること
ただし、就業規則等の改訂が間に合わない場合は、令和6年2月分は3月分とまとめて賃金改善を行うこともできます。
(3)補助金の全額を賃金改善に充てること
かつ、令和6年4・5月分の補助額の3分の2以上を基本給等の引上げに充てること

という3つの要件が示されています。

 

(3)には

令和6年4・5月分の補助額の3分の2以上を基本給等の引上げに充てること

ということで

ベースアップの要件が加えられていますので

注意したいところです。

 

補助金算定の流れについては

これまでの処遇改善加算などと同様に

 

まずは処遇改善計画書を作成し

都道府県に提出

 

補助期間終了後には

実績報告書を作成し

当道府県に提出

という流れになります。

 

詳細については

最新情報の資料に掲載されていますので

あらためて確認いただければと思います。

 

 

もし

内容が難しい

個別に解説して欲しい

などあれば

弊社で補助金算定の支援も行っていますので

お気軽にご相談ください。

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。