健康寿命に、現在、男女ともに「日本一」だと胸を張る県が2つある。
長野県と静岡県だ。昨年発表された長野・静岡両県の健康寿命の数値は全く違っていて、同率1位というわけではない。どう考えても、日本一が2つあることはおかしくなる。
どちらかの県が嘘をついているのだろうか。それとも勘違いしているのだろうか。
健康寿命とは、「医療・介護に依存しないで自立した生活ができる生存期間」だ。とは言っても、その基準はあいまいなのかもしれない。
健康寿命に関するオモシロ記事
「健康寿命」日本一を主張する県が2つある
とのこと
⇒厚労省「健康寿命をのばそう!」は騙されていた…「健康寿命」日本一を主張する県が2つあるワケ(マネー現代)
記事を読んでいただくと分かりますが
健康寿命については
国民健康保険中央会の基準による数値と
厚生労働省の基準による数値とがあり
それぞれの基準が異なるため
2つの県が日本一になってしまった
ということらしいです。
ちなみに
国民健康保険中央会の基準では
長野県が1位
厚生労働省の基準では
静岡県が1位
とのこと
基準の内容については
記事の中で解説されていますので
気になる方はチェックしてみてください。
個人的には
客観的な基準として
医療費や介護費が
どれだけ抑えられているか
という視点で順位付けしてみても
面白いのではないかと思っています。
医療費や介護費の増加が問題視される中で
どれだけ費用を抑えられているか
というのは
注目すべきポイントになるかと思います。
必ずしも
費用を抑えられているから健康
とは言えないかもしれませんが
どのようにして
医療や介護にかかる費用を抑えているのか
上位の都道府県があれば
その具体的な取組など共有できると
将来の現役世代の負担を抑えることにも
つながるかもしれません。
健康寿命から派生して
様々な視点の統計など確認できると
面白いかもしれないですね。
投稿者プロフィール

- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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