博物館浴の健康効果
博物館や美術館で作品を鑑賞するとリラックスする-。誰もが何となく感じている感覚をデータで表し、治療の一環として高齢者たちの健康づくりに生かそうとする試みが進んでいる。九州産業大(福岡市東区)地域共創学部の緒方泉教授ら有志は今冬、血圧や唾液などからストレスの変化を調べる実証実験を本格化する。
⇒“博物館浴”健康効果は 唾液や血圧変化測定 医療の活用目指す実験(西日本新聞)
1年程前の記事にはなりますが
実証実験は継続して行われ
先月
データを蓄積し、治療やリハビリの方法の一つとして
有効性を示そうとしている
という継続記事が掲載されていました。
⇒治療やリハビリに「博物館浴」 癒やしの医療効果実証へデータ蓄積(西日本新聞)
記事の中には
カナダや英国の医師が処方箋に「美術館訪問」と記す試みが始まるなど、博物館や美術館の医療福祉分野への活用は国際的に注目されている。その一方で、日本には5700を超す博物館や美術館があるにもかかわらず、国民1人あたりの年間利用回数は平均1・1回にとどまり、気軽に行ける場所にもなっていないのが現状だ。
という現状も示されています。
日本ではまだ、実証実験中ではありますが
海外ではすでにその有効性が期待されています。
コロナの影響もあり
積極的な外出は自粛されるような状況でしたが
10月に入ってからは感染者数が落ち着き
一日の感染者数も
今年に入って一番少ない数を連日示しています。
これから寒くなる季節を前にして
インフルエンザなどの心配もありますが
自粛生活で疲れている身体を
博物館浴でリフレッシュしてみても良いかもしれません。
少し調べてみると
日本の博物館や美術館では
しっかりとコロナ対策が行われ
入場も予約制になっているところもありました。
また、シニア向けの割引や
〇歳以上の方は無料
などの対応もあるようです。
これからの秋の季節
感染症対策はしっかりと行いながら
そろそろ外出も楽しめるようになると
良いですね。
投稿者プロフィール

- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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