地域生活定着支援センターとは?

地域生活定着支援センターとは・・・

刑務所などの矯正施設入所した障がい者・高齢者が退所後に、地域社会の中で円滑に福祉サービス(障がい者手帳の発給、社会福祉施設への入所など)が受けられるよう、保護観察所や関連機関と協働して社会復帰を支援する場所

全国地域生活定着支援センター協議会

 

厚生労働省は25日、罪を犯した高齢者や障害者を支援する「地域生活定着支援センター」の機能を拡充すると明らかにした。関連予算約10億円を来年度予算の概算要求に盛り込んだ。比較的軽微な罪で起訴猶予処分となることが見込まれる容疑者に逮捕直後の勾留中から関わる「入り口支援」を本格化させる。

西日本新聞

 

 

ここ最近では

刑務所内の受刑者の高齢化が問題視されており

介護が必要になる高齢者もいるため

刑務官の負担が大きくなっているというニュースもありました。

 

高齢受刑者の中には

「刑務所の方が生活が楽だから」

「身よりがないから」

といった理由で窃盗などの軽犯罪を繰り返す人もいるとのことです。

普段の寂しさを紛らわすために

万引きなどの行為を繰り返す人もいるようです。

 

こういった犯罪を繰り返す人には

日常生活の福祉支援ができていないことや

地域内でのコミュニケーションが不足していることも

原因のひとつになっているかと思います。

 

地域定着支援センターでは

そういった人の退所後の支援という「出口支援」を行っておりますが

本来は、取り調べや司法手続きの段階での支援「入口支援」が必要だと考え

一部の地域では入口支援にも取り組んでいたとのことです。

ただし、正式な業務は出口支援であり

多くのセンターでは、出口支援の業務に人員や費用をとられ

入口支援を重点的に行えていなかったようです。

 

そこで、来年4月からは「入口支援業務」を正式な業務と位置付け

支援を拡充させる予定とのことです。

 

 

日本の高齢者人口はこの先も増え続け

一人暮らしになる高齢者の数も増えていきます。

その中で、一人ひとりの高齢者を孤立させないことが大切になります。

今ある地域支援サービスを活用してもらったり

新たに地域のコミュニティを作って参加してもらったり

高齢者が孤立しないよう、地域参加を促す人の存在が

今後、重要になってくるかと思います。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2015年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店様への開業研修、運営支援業務に携わる。