日本人の平均寿命10年ぶりに前年下回る

去年の日本人の平均寿命は女性が87.57歳、男性が81.47歳となり、いずれも10年ぶりに前の年を下回りました。厚生労働省は新型コロナウイルスの流行に伴って感染して亡くなる高齢者などが増えたことが要因の一つとみています。
厚生労働省のまとめによりますと、去年の日本人の平均寿命は女性が87.57歳、男性が81.47歳で、前の年より女性は0.14歳、男性は0.09歳下回りました。
平均寿命は2011年の東日本大震災の翌年から男女ともに9年連続で前の年を上回り続けていましたが、今回いずれも10年ぶりに前の年を下回りました。

 

厚生労働省は今回の結果をうけて

前年を下回りはしたが

寿命の延びという大きなトレンドは今後も変わらないのではないか

としているとのこと。

平均寿命は毎年発表されていますが

健康への意識付けという意味を持たせるためには

健康寿命と比較して示しても良いかと思っています。

 

健康寿命は3年ごとに公表されており

直近の数字は2019年に

女性・・・75.38歳

男性・・・72.68歳

と示されています。

健康寿命の令和元年値について(pdf資料)

 

2019年に示された数字のため

現状は少し異なるかと思いますが

この時の年齢と比較すると

女性・・・12.19歳

男性・・・8.79歳

もの期間があります。

 

平均寿命と健康寿命の差を考えると

約10年近く

何らかの援助を必要としながら

生活する必要があるかもしれません。

 

長生きするにも

できるだけ健康で長生きができるようにしたいものです。

 

平均寿命を見た時に

普段の生活を振り返って

バランスの良い食事や適度な運動などができているか

生活習慣の見直しのきっかけにしても

良いかもしれませんね。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。