熊本県水上村メンズ・シェッド 『寄郎屋』さんを訪問

高齢者の孤立支援対策として

”メンズ・シェッド”という居場所作りの取組みが

行なわれています。

 

メンズ・シェッド(Men’s Shed)
日本語に訳すと、「男性たちの小屋」。高齢男性が自分の好きなことに没頭できる小屋、さまざまな取り組みを行うことができる空間を指す。1990年代にオーストラリアで生まれ、「退職後の高齢男性の生きがい作りにもつながる」とイギリスやアイルランド、デンマーク、カナダなど各国に広がった。全世界で1800以上も誕生し、利用者は10万人を超えるといわれる。

 

以前のブログでも

ニュース記事とともに紹介させていただきました。

”メンズ・シェッド”という居場所

 

先日

そのメンズ・シェッドのひとつ

熊本県水上村にある

”寄郎屋”さんに

おじゃまさせていただきました。

 

当日の様子は

寄郎屋さんのインスタグラムにも

掲載されています。

 

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寄郎屋(@yorouya2023)がシェアした投稿

 

当日は

実際の活動の様子を見学させていただきながら

これまでの活動についても

うかがわせていただきました。

 

立ち上げから約1年

いろいろと苦労された話もうかがい

運営も簡単ではないと感じつつも

 

実際の参加者の

個性を活かした活動や

本来であれば孤立していたかもしれない方が

活動に参加することで

その方の生活習慣まで変化している

という話もうかがい

 

めちゃくちゃ必要とされる居場所である

と感じることができました。

 

また

ミーティングの風景では

全員がまとまって席について

資料を確認しながら意見を出し合う

というような

かしこまったイメージではなく

 

なんとなく始まり

それぞれのメンバーが

コーヒーを飲みながら

たばこを吸いながら

カウンターテーブル越しからも意見を出し

必要なことが決定し

なんとなく終わる

という風景も印象的でした。

 

地域性もあるかと思いますが

こういった

ゆる~いメンズ・シェッドの環境が

居心地の良い環境につながっている

とも感じました。

 

当日

みなさんには

大変あたたかく迎えていただき

感謝しております。

 

 

なお

これまでの寄郎屋さんの活動状況については

以下のサイトからチェックすることができます。

活動報告-reports(JST-RISTEX)

 

また

日本コミュニティー・シェッド協会のホームページに

「シェッド立ち上げの手引書」という資料が

ダウンロードできるようになっています。

シェッド立ち上げの手引書(日本コミュニティー・シェッド協会)

 

ちなみに

この資料

めちゃくちゃ分かりやすいです。

少しでも興味ある方は

ぜひ参考にしてみてください。

 

私自身も

今後メンズシェッドのような居場所作りを

検討していきたいと思っています。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。

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