経費削減効果のシミュレーション
ケアプランデータ連携システムの利用促進のため
2025年6月から2026年5月までの1年間は
年間21,000円(税込)のライセンス料を無料にする
というキャンペーンが実施されます。
そもそも
ケアプランデータ連携システムとは・・・
居宅介護⽀援事業所と居宅サービス事業所とのケアプランのやりとりをオンラインで完結できる仕組み
となっています。
システムの活用によって
業務の効率化
事務諸経費の削減
という効果が期待できます。
事業者としては
どれだけの経費削減効果があるのか?
という部分が気になるところかと思いますが
具体的な削減効果については
シミュレーションツールを活用することで
目安の効果を確認することができます。
あくまで目安になりますので
必ずしも出てきた数字の削減効果が出る
という訳ではありませんので
期待しすぎないようにしていただければ
ただ
実際に数字を入力していただくと分かりますが
ポイントとなるのは
取引先の事業所のうち
どれだけの事業所がシステムを導入しているか
という部分になります。
導入している取引先が増えれば増えるほど
その削減効果も大きくなります。
だからこそ
今回の利用促進キャンペーンで
多くの事業所に導入していただき
業務改善につなげていきたいところかと思います。
導入状況については
WAMNETのページから確認することができます。
正直なところ
ぜんぜん導入が進んでないじゃないかー
というのが現状かと思います。
令和5年4月20日から
システムの本格運用が開始され
約2年が経過しようとしています。
今回のキャンペーンをきっかけに
全国各地で導入が進むことを願いたいですね。
投稿者プロフィール

- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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