認知症介護の考え方

認知症になると

身体は元気だけれでも

少し前の記憶を忘れてしまったり

身近な人の顔と名前が分からなくなってしまったり

自分が今どこにいるのか分からなくなってしまったり

今までできていた調理・掃除・洗濯などの家事ができなくなったり

ということがあります。

それに伴い

不安症状から同じ質問を何度も繰り返したり

外出しても自宅に帰ってこれなくなってしまったり

料理をしようとして鍋を焦がしてしまったり

というケースなどがあります。

 

また

被害妄想や徘徊

不潔行為があったり

暴力的になったり昼夜逆転したり

という症状が出る場合もあります。

 

そういった認知症状に対応するためには

介護技術で対応する

というよりは

見守りや声かけで対応する

という場面が多くあります。

 

本人と表情や言動を観察しながら

コミュニケーションをとり

必要な声かけを行ったり

タイミングを見計らって誘導したり

ということが重要になってきます。

 

また

日常生活の中では

認知症になっても本人でできることを発見し

介助者がサポートしながら

できることを継続して行っていただくこと

も重要になります。

 

本人ができない

または失敗することがあるからといって

何でもかんでも介助者がやってしまうと

本人の役割がなくなってしまい

一日中何もしないで過ごすようになってしまいます。

 

一日何もせずに過ごしていれば

認知症も進行してしまい

ますます介護も大変になってしまうかもしれません。

 

そうならないためにも

日々の生活の中で

役割や生きがいを持てるよう

支援することが大切です。

 

家のことはできなくても

今までの仕事の中でやってきたこと

趣味としてやっていたことなど

本人が楽しめる

夢中になれることを

用意できると良いかもしれません。

 

認知症介護の場合は

介護をしてあげる

というよりも

見守りと声かけでサポートする

本人に役割をもってもらう

ということを意識していただけると

良いかと思います。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。

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