認知症対応型共同生活介護とは?

認知症対応型共同生活介護とは

認知症の方が、少人数で、家庭的な環境のもと、

24時間の介護を受けながら生活ができる場所になります。

 

グループホームという名称のほうが一般的に使われています。

グループホーム=認知症対応型共同生活介護

になります。

 

特徴としては

➀少人数であること

②入居者は認知症のかたのみであること

③家庭的な環境であること

が挙げられます。

 

➀少人数であること

ひとつのフロアで生活する最大の人数は9名までとなります。

比較的2つのフロアで18名定員のグループホームが多いです。最大で3フロア27名定員となっています。

認知症の方にとって、50名や100名定員などの大規模施設となると、人が覚えきれきず混乱しやすくなります。また、フロアも広くなりますので、場所の認識も困難になり、部屋を間違えたり、トイレが見つからなかったりすることもあります。

グループホームは、少人数かつ小規模であることで、認知症の方の混乱のリスクを軽減できます。

 

②入居者は認知症のかたのみであること

入居できるのは認知症の診断を受けた方のみとなります。

認知症のない高齢者と一緒に生活するとなると、どうしても認知症に理解のない方は、認知症の方に対して「注意する」「怒る」「避ける」などの行為をしてしまう場合もあります。そういった場合に認知症の方がストレスや孤独を感じ、症状が進行してしまうリスクが高くなります。

グループホームは、認知症のかたのみが入居していることで、ストレスや孤独を感じるリスクを軽減できます。

また、認知症に対して理解のあるスタッフが対応してくれるのもメリットのひとつです。

 

③家庭的な環境であること

一般的な介護施設よりも、自由度が高い環境になっています。生活の中の家事全般、本人ができることはスタッフと一緒に、できるだけご自身でやっていただきます。(洗濯、調理、掃除、買い物など)

お世話してもらうことが中心の介護施設の場合、日常生活に関することはスタッフが対応することが多くなります。本人が日常生活の中で普段やっていたことができなくなる場合があります。今までやっていた役割りがなくなると、喪失感を感じてしまい、ぼーっとする時間も長くなることで、認知症進行のリスクも高まります。日常生活の環境変化が認知症進行の要因となります。

グループホームは、できるだけ家庭に近い環境で生活してもらうことで、環境変化による認知症進行リスクを軽減できます。

 

以上が、認知症対応型共同生活介護(グループホーム)の特徴と言えるかと思います。

 

認知症でお困りで、介護施設を探そうと考えている方は、

認知症対応型共同生活介護(グループホーム)を

選択肢のひとつに入れていただくと良いかと思います。

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2015年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店様への開業研修、運営支援業務に携わる。