高齢者の趣味活動を補助金で支援

神奈川県横須賀市では

高齢者が集まって趣味活動を行う団体に対して

補助金を交付しているとのこと

高齢者生きがいの家への助成(横須賀市)

高齢者生きがいの家とは・・・
町内会、自治会等を単位として、年齢60歳以上の人が常時10人以上で趣味を生かし、実益を伴う作業活動を行う団体です。交付要件を満たしている団体には、運営費補助金を交付をしています。(活動内容の例:編み物、縫物、陶芸など)

高齢者の介護予防のため

全国で通いの場が整備されています。

通いの場とは・・・
通いの場は、年齢や心身の状態等によって高齢者を分け隔てることなく誰でも参加することができ、介護予防などを目的とした活動を行う場です。通いの場が身近な場所にあることで、地域の支え合いの仕組みが醸成され、孤独・孤立予防にも寄与します。また、住民同士のつながりができることで防災・防犯の意識が高まり、地域の安心・安全にもつながります。

介護予防(厚生労働省)

 

横須賀市が行う助成事業には

高齢者の通いの場を

さらに増やしていくため

という目的があるかと思います。

 

 

通いの場の実施については

主には行政や地域包括支援センターが

中心に行っているケースが多くあります。

 

ただし

高齢者が増え続けている中で

行政や地域包括支援センターだけで

通いの場を運営していくのにも限界があります。

 

今後さらに

通いの場を増やしていくには

地域住民の協力が必要になり

地域住民が主体となった通いの場を

より増やしていく必要があります。

 

特に

高齢になると

遠くまで足を運ぶことが困難という方も多いため

できるだけ狭い地域単位で実施できることが

理想になります。

 

 

そこで

地域住民が主体となって

通いの場を運営しやすくなるよう

 

活動費等を行政側が支援する

というケースは

今後さらに増えていって良いかと思います。

 

すでに

介護予防につながる活動をしている団体に対して

支援を実施している行政は

横須賀市以外にも多くあるかと思います。

 

行政側からの支援が

今後も広がり

より高齢者が参加しやすいよう

通いの場が増えることに

期待したいですね。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。