「はじめまして」というストレス

初対面の人と会う

となると

多少なりとも不安や緊張を感じる

という人が多いかと思います。

介護サービスを利用する

というケースにおいても

「はじめまして」の場面は多くあります。

 

介護サービスの相談に乗ってもらう

担当のケアマネジャー

 

ヘルパーさんを使うのであれば

介護事業所のヘルパーさん

 

ヘルパーさんも

一人の担当ではなく

何人かのヘルパーさんが入れ替わり

というケースもあります。

 

さらに

デイサービスに通うとなれば

デイサービスで働く従業員さんたち

すでに利用いている利用者さんたちとも

はじめましての関係となります。

 

日々の生活の中で

多少の緊張感はあった方が良い

とも言われますが

 

緊張の場面が多すぎると

精神的な疲労につながったり

ストレスにもつながると言われます。

 

特に

認知症の方であれば

ストレスが認知症進行の要因になる

とも言われます。

 

今目の前にいる人は誰なのか?

今いる場所はどこなのか?

という混乱にもつながりかねません。

 

 

最初のサービス選びの際には

どうしても

はじめましての関係が多くなりますが

 

できるだけ馴染みの関係が作れるよう

固定のサービスを継続して利用いただくのが

望ましいかと思います。

 

もちろん

我慢してサービスを継続する必要もなく

必要に応じてサービスの変更もできますが

 

特に理由がなければ

短い期間でサービスを変更してみたり

複数のサービス事業者さんを

併用して活用してみたり

ではなく

 

馴染みの関係性が作れるよう

継続してサービスを利用いただくのが

良いかと思います。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。