「ケアプランデータ連携システム」の導入状況

2023年4月20日から

本稼働となった「ケアプランデータ連携システム」

 

その利用状況について

7月下旬を目途に

福祉・保健・医療の総合情報サイト「WAM NET」に掲載していく

ということが通知されました。

介護保険最新情報vol.1155(厚労省)

ケアプランデータ連携システムについては

居宅介護支援事業所と介護サービス事業所間のやりとりを

システムを活用して

業務の効率化やコスト削減につなげる

というものですが

 

システムを活用するにあたっては

やりとりをする事業所同士が

システムを利用していなければ

十分に活用することができません。

 

そのため

事業所がシステムを導入するにあたっては

近隣の事業所や

やりとりのある事業所が

システムを利用しているかどうかは

事前に確認しておきたいところです。

 

厚労省からの

システム稼働前の案内資料の中では

「利用意向あり」と回答した事業所が

ケアマネ事業所で80%以上

サービス事業所で70%以上

とありました。

介護保険最新情報vol.1139(厚労省)

 

実際に本稼働がはじまって

どれだけの事業所が利用しているのか

気になるところです。

 

また

導入するにあたっては

「WAM NET」への掲載情報の中に

地域ごとでの利用割合なども分かるようにしてもらえると

検討しやすくなりそうです。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。

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