「地域フォーミュラリ」で現役世代の負担軽減
「地域フォーミュラリ」
医療関係者以外で
その言葉の意味を理解できる人は
少ないのではないかと思います。
正直
私も全く知りませんでした。。。
その「地域フォーミュラリ」について
NHKニュースで取り上げられていました。
「地域フォーミュラリ」は地域の医師会や薬剤師会、医療機関などが協力して、価格の安いジェネリック=後発医薬品を中心に地域で使う薬の処方方針を決める取り組みです。
医療費が増大するのに伴い現役世代の保険料負担が増す中、国は現役世代の負担を抑えるため、ことしの「骨太の方針」で、地域フォーミュラリの全国展開を進めることを盛り込んでいます。
⇒医療機関処方の薬の費用抑える取り組み 実施は10府県16地域(NHKニュース)
「地域フォーミュラリ」の詳しい内容については
一般社団法人日本フォーミュラリ学会がまとめている
ガイドラインからも確認することができます。
「地域フォーミュラリ」は
現役世代の保険料負担軽減にも有効として
山形県の酒田地区では糖尿病や高血圧などの薬の推奨薬を定めていて、去年1年間とその4年前を比較するとおよそ2億2000万円の削減効果があった
という具体例まで示されています。
もはや
やらない理由はない!!
ぜひともやってくれ!!
と思ってしまうくらいです。
どう考えても
進めていくべきものかと思いますが
現状では
10府県16地域でしか導入されていない
とのことです。
導入できない理由も
さまざまありそうですね。
現役世代の保険料負担増は
本当に大きな課題かと思います。
ぜひとも
導入できていない要因を
洗い出してもらい
多くの地域で実施できるよう
対応していってもらいたいですね。
投稿者プロフィール

- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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