ケアプランデータ連携システム導入のタイミング
令和7年12月4日に通知された
介護保険最新情報では
ケアプランデータ連携システムの
利用促進に関する通知が示されています。
ケアプランデータ連携システムの導入にあたっては
介護情報基盤活用のための助成金や
ケアプランデータ連携システムのフリーパスキャンペーンを
利用できることや
早めに導入することで
システム利用を前提とした業務体制の構築や
連携先づくりを進めることもできる
というメリットも示されています。
ただし
ケアプランデータ連携システムを
有効活用するためには
関わりのある事業所が
ケアプランデータ連携システムを導入している
という前提条件も必要になります。
関係する事業所が
ケアプランデータ連携システムを導入していなければ
有効活用することもできません。
現状の
システム導入状況については
WAMNETから確認することができます。
地域別に
どの事業所が導入しているか
確認できるようになっています。
弊社のある埼玉県川口市では
23件の事業所が導入していることが分かりますが
全体の1割にも満たない事業所数
となっています。
全国の数字を見ても
導入している事業所は
まだまだ少ないという状況かと思います。
導入を検討する際には
地域の居宅や包括が
導入しているかどうかを
目安にできるかもしれません。
また
フリーパスキャンペーンについては
2026年5月31日までとなっているので
5月に入ったタイミングで
再検討するのも良さそうです。
ケアプランデータ連携システムの
利用促進通知は出ていますが
周囲の導入状況なども踏まえて
判断していきたいですね。
投稿者プロフィール

- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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