ケアマネジャー限定 実態調査アンケート
介護サービスを利用する際は
介護の専門家である”ケアマネジャー”が
介護の相談に乗ったり
サービス利用の調整を行ったりしてくれます。
そんなケアマネジャーの仕事に
本来の役割以外の業務が増えているのではないか
とのことで
実態調査のアンケートが行われました。
具体的にどんな課題があるのか
介護業界労働者の労働組合である日本介護クラフトユニオンが
ケアマネジャーに対して実態調査アンケートを行っています。
⇒「ケアマネジャー限定 実態調査アンケート」結果報告(日本介護クラフトユニオン)
アンケート結果を見てみると
・介護以外の相談
・行政上の手続きの支援
・直接の介護業務や病院の入退院時の手続き
・ペットや植物の世話
などなど
ケアマネジャーが行っている
という実態があるようです。
介護サービスを利用する高齢者にとって
担当のケアマネジャーは1人かもしれませんが
ケアマネジャーは
何名ものサービス利用者と
やり取りを行っています。
ケアマネジャーによっては
40名以上の利用者を担当している
という人もいます。
1人の利用者との対応が長くなれば
他の利用者とやりとりする時間は
削られてしまいます。
利用者がケアマネジャーに配慮してください
というわけではありませんが
ケアマネジャーが
介護保険で決められていること以外は対応が難しい
介護で困っている複数の方との対応をしている
ということを理解いただけると
良いかと思います。
もちろん
介護に関する質問や相談は
遠慮せず確認いただければと思います。
ケアマネジャーも
本来の業務ではないと分かっていても
お願いされると断りずらい事
仕方なく引き受けてしまう場面など
あるかと思います。
ケアマネジャーさんには
介護で困っている
一人でも多くの方の対応ができるよう
働きやすい環境を作っていきたいですね。
投稿者プロフィール
- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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