コミュニティにつなげる

ひとり暮らし高齢者や

高齢者のみの世帯が増える中で

高齢者の孤立化が問題視されています。

介護が必要になり

介護サービスを利用するようになると

ケアマネジャーとのつながりや

介護事業者とのつながりができ

何かあった時に

すぐに相談できるようになります。

 

一方で

介護が必要ない場合には

町内会や老人会

趣味活動のクラブや体操教室など

地域のコミュニティに

自ら参加することがないと

つながりは薄くなります。

 

特に

定年まで仕事一筋だった

という男性などは

 

つながりは会社内や取引先だけで

地域とのつながりはなく

退職後は

これまでのつながりがなくなってしまった

という人も少なくありません。

 

高齢者が孤立化しないよう

地域包括支援センターなどの

介護関係者や

民生委員などによる

地域の見守り支援もありますが

 

ひとり暮らし高齢者が増えている中では

全ての人に対して

見守り支援を行うことは困難になっていきます。

 

そう考えると

いずれ困難になる個別見守りについては

できるだけコミュニティにつなげて

 

コミュニティ内で

参加者同士がお互いに見守る

というような

関係性を作っていく必要があるかもしれません。

 

 

見守り支援で

ご自宅を訪問する際には

必ず地域のコミュニティ情報などをまとめて

 

情報提供しながら

コミュニティへの参加をうながしていく

などの継続したアプローチも

必要になりそうです。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。

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