サービス利用料金の変更

介護サービスを利用した際の基本料金は

サービスの種類や時間帯によって

国や自治体で決められた金額となっています。

ただし

3年に1回の介護報酬改定のタイミングで

基本料金の変更があり

 

また

介護事業所ごとに算定している加算

介護事業所独自で設定している介護保険外費用

なども

介護事業所の状況で

変更になることがあります。

 

加算は

基本料の上乗せ費用のようなイメージで

 

介護事業所が

職員の配置を手厚くしたり

サービスの内容を手厚くしたり

などの取り組みで

新たな加算が算定される場合があります。

 

独自で設定している介護保険外費用は

主には食事やおやつ飲み物代

オムツやパッド代

などがあります。

 

介護保険外費用については

ここ最近では

物価変動の影響で

価格変更している事業所も多いかと思いますが

 

物価に見合わない

大幅な変更というのは

できないようになっています。

 

基本料金や加算の算定についても

大幅に金額が変わる

というケースはありませんので

安心いただければと思います。

 

 

大幅な料金変更が生じるケースとしては

毎年の所得状況に応じて決まる

利用者の”負担割合”によるものが

大きいかと思います。

 

負担割合が

1割から2割になれば

利用料金は倍の金額になり

3割負担となれば

3倍の金額となります。

 

現状では

9割以上の方が1割負担となっていますが

 

高齢化による介護費の増加から

負担割合の基準の変更も検討されています。

 

今後

1割負担の方が2割負担になるケースも

あるかもしれませんので

理解しておいていただけると

良いかと思います。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。