タイムリーな対応を意識する

”ケアマネジャーによる介護サービス事業所の選定を支援するウェブサービス”

というものの実証実験が行われているようです。

日立チャネルソリューションズ株式会社(以下、日立チャネルソリューションズ)は2024年7月から、ケアマネジャーによる介護サービス事業所の選定を支援するウェブサービスの実証実験を開始しました。
本サービスは、ケアマネジャーによる介護希望者の受け入れ募集と、介護サービス事業所による受け入れ可否の回答を専用のウェブサイト上で実施できるようにしたもので、ケアマネジャーが行う受け入れ先の選定業務を効率化します。また、チャットの活用により、ケアマネジャーと介護サービス事業所間でのコミュニケーション効率化が可能です。

介護希望者の受け入れ先選定支援ウェブサービスの実証実験を開始(PR TIMES)

サービスの特徴として

【特長】
・候補となる複数の介護サービス事業所へ受け入れの募集を同時に行える
・チャット形式で質問などができ、その内容は履歴として確認できる
・スマートフォンなどのモバイル端末でも手軽にサービスを利用できる

と示されています。

 

介護サービス事業者側としては

ケアマネからの募集があった際に

ニーズに対応できるかどうかはもちろんですが

どれだけ早く対応できるかどうかも

大切な要素になりそうです。

 

介護が必要な方の中には

できるだけ早くサービスを利用したい

というニーズももちろんあり

 

ケアマネとしても

そういった本人や家族のニーズに対応できるよう

募集に対して応募の早い事業所

質問した際に返答の早い事業所

が優先的に選択されるかもしれません。

 

特に

介護が必要な高齢者の状態は

日々変化するとも言われます。

 

一日対応が遅れたために

状態が大きく変化した

ということも考えられます。

 

介護サービス事業者としては

ケアマネから選ばれる事業所となるためには

できるだけタイムリーな対応ができるよう

意識することが大切です。

 

ウェブ上のサービスに限った話ではなく

普段のやりとりの中でも

できるだけ間をあけずに

すぐに対応できるようにする

ということが

ケアマネからの信頼を獲得する

一つの要素になるかと思います。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。