デジタル活用で地域情報を発信

東京新聞の記事に

高齢者に対する介護予防などの取組みとして

23区内の特徴的なものが挙げられていました。

<東京23区の予算案>番外編「比べてみた」(2)高齢者(東京新聞)

 

  • 豊島区:入浴特化型デイサービス
  • 練馬区:「フレイル」予防のためのデジタル技術活用
  • 足立区:Zoomで軽運動教室
  • 葛飾区:ポニースクールを継続

が事例として挙げられています。

その中でも

練馬区の取組みが印象的です。

練馬区は、民間企業が開発したアプリに社会参加を促す機能を拡充し、今夏以降の運用開始を目指す。区内で趣味や教養、体操などの催しが開かれる場所を示す地図が見られ、催しや会場の情報にもアクセスできる。担当者は「趣味や仲間を見つけ、生活の質を向上するために活用してほしい」と話す。

 

高齢者に対するデジタル活用支援というと

そもそものスマホの使い方

電話のかけ方

写真の撮り方

アプリのインストール方法

などなど

基本操作の説明を中心としているところが多い感じがします。

 

そんな中

練馬区の取組みとしては

基本操作の支援ではなく

高齢者向けアプリの開発と活用に向けて

取組みが進められています。

 

もちろん基本操作に対する支援も必要かと思いますが

基本操作ができるようになって終わりではなく

 

基本操作ができるようになったうえで

どんなデジタル活用ができるか

どのようにデジタルを活用して欲しいか

その先を見据えた取組みが実施できていると

より効果的な支援になりそうです。

 

練馬区のように

区内の参加の場を地図上に示したり

催しや会場の情報にもアクセスできる

というアプリは

他の自治体でも参考にして

自治体毎に同様のアプリがあっても良いかと思います。

 

それぞれの地域の情報を随時発信していくアプリ

たくさんの地域に広がっていって欲しいですね。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。

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