データに基づくより良い医療

厚労省のサイトでは

マイナ保険証利用によるメリット

を解説したページがあります。

マイナンバーカードの健康保険証利用のメリット(厚労省)

4つのメリットが紹介され

そのうちのひとつに

1.データに基づくより良い医療が受けられる

過去に処方されたお薬や特定健診等の情報を、医師・歯科医師・薬剤師に口頭で正しく伝えることは大変ですが、受診時・調剤時にマイナンバーカードを用いて受付し、情報提供に同意することで、過去に処方されたお薬や特定健診などの情報を医師・薬剤師にスムーズに共有することができます。
初めて受診する医療機関・薬局でも、患者本人が情報提供に同意すれば、医師・薬剤師がデータを確認することができるため、より良い医療が受けられます。

という内容があります。

 

医療機関同士が

データで情報共有できる

という内容になりますが

 

特に

お薬の情報を共有してもらうのは

複数の医療機関を受診している方にとって

大切になりそうです。

 

複数の医療機関に受診していれば

その分薬の量も増え

 

似たような効果の薬が

重複して処方される

というケースもあるかもしれません。

 

薬の量が増えると

副作用もおこしやすくなり

眠気やふらつきなどの副作用から

転倒リスクが高まります。

 

高齢になれば

一回の転倒で

要介護状態になってしまった

という人も多くいます。

 

他にも

飲み合わせや食べ合わせについても

配慮が必要になることもあります。

 

薬があると安心できる

という人もいるかと思いますが

服用する薬が多くなると

その分不安要素も増えてしまいます。

 

 

現状処方されている薬について

お薬手帳でしっかり確認してもらっている

という人は継続していただき

 

特に確認していない

という方は

処方されている薬が

適切かどうか

少なくなるよう調整できるかどうか

 

随時医師に判断できるよう

マイナ保険証を活用していくことも

有効になりそうです。

 

なお

薬と副作用については

日本老年医学会で掲載されていたパンフレットが

参考になりますので

チェックしてみてください。

多すぎる薬と副作用(pdf資料)

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。

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