ベースアップ等支援加算の算定準備

令和4年2月から9月までの間の

介護職員の賃金引上げにあてるため

”介護職員処遇改善支援補助金”が設けられました。

 

そして

令和4年10月からは

介護職員等ベースアップ等支援加算が新設され

介護職員の賃金引上げを継続して実施できるようにされています。

来月が

支援補助金から支援加算への

切り替えの時期となっています。

 

介護職員等ベースアップ等支援加算を算定する事業所は

すでに計画書を作成し

申請も済んでいることかとは思いますが

 

加算を算定するにあたり

あらためて必要な準備も発生します。

 

来月からは

利用者への請求額に

加算率が上乗せとなるため

利用者への説明

重要事項説明書の改定

などが必要になってきます。

 

また給付管理上でも

介護請求ソフトにもよりますが

来月の提供表から

新たな加算が取得できるよう

設定が必要になり

 

ケアマネジャーへ

加算を算定することの報告も

必要になってきます。

 

すでに対応済という事業所も多いかとは思いますが

 

介護職員のベースアップの対応を行い

加算の申請まで済んでいれば

あとは大丈夫と

安心している事業所もあるかもしれません。

 

いざ算定するにあたっては

算定前の事前準備が必要になってきますので

忘れずに対応できるよう

確認いただると良いかと思います。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。

Follow me!

介護情報

前の記事

PCR等検査無料化事業