ワークシートで総合事業の現状と将来を見る

令和7年7月11日

厚生労働省より

『「総合事業の充実に向けたワークシート」について』

という通知が出されました。

介護保険最新情報vol.1403(pdf資料)

通知の内容は

各市区町村に対して

総合事業を充実させるために

ワークシートを作成しましたので

上手に活用してください

というような内容になっています。

 

注目して欲しいのは

通知の中にあるワークシートについて

 

ワークシートを確認いただくと

自治体ごとの

総合事業の現状を知ることができます。

介護予防・日常生活支援総合事業(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)

 

まずは

ワークシートをダウンロードして

その内容を確認してみてください。

 

 

エクセルを開いて

都道府県と市区町村を選択すると

該当する自治体の人口推計

 

2017年度から2023年度まで

1年ごとの

要介護認定者数の実績値の推移

 

さらに

2050年に向けた

将来推計まで

具体的な数字が示されています。

 

また

その地域の総合事業の

サービス種類別の利用者数

 

この数値も

2017年度からの実績値が分かるため

どのサービス種類が多く利用されているか

確認できます。

 

加えて

総合事業の事業費の推移

利用者一人あたりの単価

などなど

 

かなり詳細な情報まで

チェックすることができます。

 

介護事業者にとっては

総合事業のサービス展開を検討する際に

有効な市場調査ツールにもなりそうです。

 

そもそもは

市区町村向けのワークシートですが

 

介護事業者も

必要に応じて

うまく活用できそうです。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。