中学生によるスマホ教室

「スマホの使い方がわからないけど、近くに聞ける人がいない」
大阪府北部の豊能町にある吉川中学校に地元の高齢者からこうした声が寄せられていました。学校と生徒会では少しでも力になりたいと、2年生と3年生の有志の生徒14人が“先生”を務める、スマホ教室を開くことにしました。

先生は地域の中学生!笑顔あふれるスマホ教室(NHKニュース)

 

ニュース記事になっているスマホ教室は

第2弾とのことで

第3弾を待ちわびる声も出ているようです。

ニュース記事の中には

スマホ教室に参加した高齢者の声

先生役として家族を相手に教える練習をする中学生の姿

参加した高齢者の感謝の声を聞いて

高齢者に対する印象が変わったという中学生の声など

写真とともに記載されています。

 

デジタル化によって便利になることは多くありますが

デジタル機器の操作方法が分からない

デジタル機器は持っていても十分に活用できていない

という人もいます。

 

デジタル活用を支援するために

デジタル活用支援事業として

民間企業や自治体が主催となって行う

スマホ教室などもありますが

 

地域の中学校

高校生や大学生が中心となって行う

スマホ教室では

 

高齢者にとっては

若者との交流の機会になり

若者にとっては

高齢者に対して関心をもつきっかけにもなり

 

高齢者の介護予防や

介護の人材不足対策にも

つながる可能性を感じます。

 

むしろ

自治体や民間企業が

学生と高齢者をつなぐ支援にまわることで

地域全体の活性化にも

プラスの効果が期待できるかもしれません。

 

デジタル活用支援を通して

世代間交流や地域活性化についても考えていけると

面白そうですね。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。

Follow me!

介護情報

前の記事

地域づくり加速化事業