今年度の賞与は減少するところも?
12月と言えば賞与の時期
すでに支給しているところも
多いかと思います。
介護事業者の多くは
処遇改善加算を算定しているため
処遇改善加算の算定額を
賞与として
従業員に還元しているケースも
多いかと思います。
そんな処遇改善加算について
令和6年度の改定のために
従業員への支給割合についても変更した
という事業者も多くありそうです。
令和4年10月から
介護職員等ベースアップ等支援加算が新設され
ベースアップによる算定額は
その2/3以上を
月額賃金に充てることとされました。
令和6年度の改定では
介護職員等ベースアップ等支援加算も
処遇改善加算に一本化され
月額賃金に充てる要件も
変更となっています。
今年度は
全体の算定額は増えたとしても
以前よりも
月額賃金への還元が増えたため
賞与に充てる額が少なくなった
という事業者もありそうです。
基本的に
処遇改善加算については
従業員への周知が条件となっていますが
しっかり説明しているところもあれば
計画書を見られるようにしているだけ
というところもあるかと思います。
もし
去年より賞与が少なくなっているのであれば
従業員の不満につながらないよう
丁寧な説明が
必要かもしれません。
賞与が減ったといって
がっかりされないように
モチベーションが下がらないように
フォローもしていきたいところですね。
投稿者プロフィール
- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
最新の投稿
- 介護事業者向け情報2024年12月27日今年度の賞与は減少するところも?
- 介護事業者向け情報2024年12月26日介護保険最新情報vol.1341
- 介護情報2024年12月25日2025年問題の先
- 介護事業者向け情報2024年12月24日第116回社会保障審議会介護保険部会