介護サービスの名称は分かりにくい?
介護サービスには、様々な種類があります。
本来細かく分類されているサービスも、正式名称で伝えると分かりにくいため
分かりやすい名称に置き換えて、また類似したサービスをまとめて
表現することがあります。
例えば、よく使われるのが
「ヘルパーさん」だったり「デイサービス」
施設では「老人ホーム」と呼ばれるものがありますが、
それぞれ正式な名称は別にあり、いくつかの種類に分かれるものもあります。
「ヘルパーさん」は『訪問介護』『訪問入浴』『介護予防・日常生活支援総合事業』
「デイサービス」は『通所介護』『地域密着型通所介護』『認知症対応型通所介護』
「老人ホーム」に至っては『介護老人福祉施設』『介護老人保健施設』『介護療養型医療施設』『特定施設入居者生活介護』
などなど
介護サービスを利用する人にとっては、簡単な表現を使ってもらった方が理解しやすいですが、
実は、その内容は細かく分類され、それぞれが異なる基準のもと、サービスが提供されています。
本来は複雑なサービスでも、できるだけ利用する方に分かりやすく説明できるよう
地域包括支援センターという窓口があったり、ケアマネジャーがいたりするんですね。
介護サービスを利用する際、まずは自分で理解してからといろいろ調べる方もいますが、
調べれば調べるほど複雑すぎて混乱してしまう場合もあります。
まずは気軽に、地域の専門窓口に相談してみてください。
ちなみに、「ケアマネ」という呼び方も正式には『介護支援専門員』になります。
投稿者プロフィール
- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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