介護サービスを利用するときの利用者負担割合

病院を受診するときに

医療費の負担割合が

年齢や所得に応じて

1割から3割と決められているように

 

介護サービスを利用する際にも

所得に応じて

1割から3割の負担割合が決められています。

令和5年12月に

厚生労働省がまとめた資料によると

1割負担の方が91.8%

2割負担の割合は4.6%

3割負担の割合は3.6%

となっています。

給付と負担について(pdf資料)

 

ほとんどの人が

1割負担でサービスを利用できる状態です。

 

一方で

利用者が負担しない

7割から9割は

税金でまかなわれており

 

介護費が増えれば増えるほど

現役世代の税負担も大きくなります。

 

今後の現役世代の負担を抑えるためにも

1割負担が9割以上となっている

利用者負担割合について

見直しの検討が進められています。

 

今後は

2割負担の基準が見直され

今は1割負担でサービスを利用している人も

 

ある日から

2割負担に変更

となる時期がくるかもしれません。

 

利用料が

次回から2倍になる

と言われたら

継続してサービスを利用するかどうかも

悩んでしまいそうですね。

 

 

理想としては

いつまでも介護を必要とせずに

元気に生活できること

 

そのためには

介護が必要にならないように

しっかりと健康的な生活を意識していくことが

大切ですね。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。