介護事業所の営業活動

新たに通所系や訪問系の在宅サービス

有料老人ホームやグループホーム、サ高住などの施設サービスを

開設する場合

在宅サービスであれば

居宅介護支援事業所や地域包括支援センターへ

新規利用者受入れの挨拶回り

施設サービスであれば

居宅介護支援事業所や地域包括支援センターに加えて

高齢者施設や医療機関へ

新規入居者受入れの挨拶回り

を行う必要があります。

その地域で初めて開設する施設や

近隣に同様の介護事業所が存在しない場合には

口コミだけですぐに

定員がいっぱいになる

という可能性もありますが

現状であれば

ほとんどの地域で介護サービスは整備され

複数の事業者がサービス提供を行っています。

そんな中

後発で事業所を開設し

新規で利用者や入居者を受け入れるとなると

営業活動は必要です。

高齢者が増え続けているといっても

新規で事業所を開設すれば

すぐに利用者が集まる

というわけではありません。

すでに介護事業所は

サービス種類ごとに複数の運営法人があり

それぞれの法人が

独自の特徴を出せるよう

工夫しながら運営しています。

新規で開設を検討している方

これから介護事業を始めようとしている方は

市場調査等などもしっかり行い

十分に検討していただければと思います。

武藤至正: 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。