介護休業を取得する前にすべきこと
介護離職を防ぐために
社内で介護休業などの支援制度を周知させる
ということも大切ですが
同時に
介護休業については
みずからが介護にあたるための休業ではなく
介護サービスの手配などで
仕事との両立に向け体制を整えるための期間
ということを理解してもらうことも重要です。
さらにいえば
どのように介護サービスを手配して
支援体制を整えることができるのか
その内容まで周知できると
より良いかと思います。
介護について知るためには
ネットで調べたり
本で読んだり
親戚や近隣の介護経験者に話を聞いたり
などできますが
まず第一にやるべきは
『地域包括支援センター』への相談になります。
地域包括支援センターは
全国の市区町村に設置されており
自治体の規模に応じて
その自治体内に
複数設置されているところも多くあります。
地域包括支援センターが
地域の高齢者の総合相談となっており
介護認定の申請から
介護サービスの利用方法についてまで
支援してくれます。
介護休業をつかうのであれば
まずは該当地域の地域包括支援センターに
相談のアポイントをとってから
休業の日程を決める
というところまでセットにしても
良いかもしれません。
介護サービスの手配については
地域包括支援センターの担当者や
ケアマネジャーがサポートしてくれます。
そのサポートを有効活用するためにも
まずは『地域包括支援センター』に相談すること
まで周知徹底してもらえると
良いかもしれませんね。
投稿者プロフィール
- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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