介護保険最新情報vol.1127

令和5年2月15日

厚生労働省より

『令和３年度介護報酬改定に関するＱ＆Ａ（Vol.13）』

という通知が出されました。

通知の内容については

通所系サービス事業所が

新型コロナの影響により

利用者数の減少が一定以上生じている場合に受けられる

３％加算や規模区分の特例について

令和5年度も継続して受けられますよー

というもの

具体的な算定イメージが

表で示されていますので

ぜひ厚労省資料をチェックしてみてください。

なお

３％加算や規模区分の特例については

利用者数の減少が一定以上生じた場合に

自動的に算定できるものではなく

申請書類を作成し

都道府県や自治体に提出したうえで

算定できるものになります。

また

利用者負担も増えることになりますので

利用者や家族

ケアマネジャーへの説明も必要になります。

コロナ感染症については

落ち着いてきており

感染症法上の位置づけも

5月8日に「2類相当」から「5類」に移行する方針が決められていますが

全国的に感染症が拡大していなくても

事業所単位で

コロナ感染症の影響を受けるケースもあるかと思います。

そんなときには

３％加算や規模区分の特例を活用することができますので

その内容についても理解しておきたいですね。

武藤至正: 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。