介護保険最新情報vol.1405

令和7年7月22日

厚生労働省より

「介護情報基盤の今後のスケジュール、介護情報基盤活用のための介護事業所等への支援及び介護情報基盤とケアプランデータ連携システムの統合について」

という通知が出されました。

介護保険最新情報vol.1405(pdf資料)

今回の通知では

介護情報基盤の活用を具体的に進めますよー

という内容と

ケアプランデータ連携システムは

介護情報基盤に統合しますよー

という内容が示されています。

 

介護情報基盤については

市町村ごとに

令和8年4月から順次移行

令和10年4月までに

全国での運用開始を目指すようです。

 

ケアプランデータ連携システムが

介護情報基盤に統合されるとのことですが

すでに利用している事業所は

引き続き利用できるようです。

 

ケアプランデータ連携システムについては

6月からフリーパスキャンペーンが

開始されたばかりですが

 

今回の情報によって

ケアプランデータ連携システムの導入は見送ろう

という事業所もありそうです。

 

 

そもそもの介護情報基盤については

資料の別添5にある

「介護情報基盤の活用により想定されるメリット・活用イメージ」

を確認していただくと

何となくのイメージはできそうです。

 

介護に関わる情報共有ができることで

  • 利用者や家族
  • 市町村
  • 介護事業所やケアマネジャー
  • 医療機関

4方向にメリットがあると示されると

 

ぜひとも早めの運用を目指しましょう

という気持ちにもなります。

 

運用できるようにするための作業が

あれやこれやと大変なのかと思いますが

早めの運用が開始できるよう

全力で応援したいです。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。