介護分野の文書に係る負担軽減

令和4年9月29日

厚生労働省では

第12回社会保障審議会介護保険部会において

「介護分野の文書に係る負担軽減に関する専門委員会」が開催されました。

第12回社会保障審議会(厚労省)

会議のテーマである

「文書に係る負担軽減」とは

介護分野において、国、指定権者・保険者及び介護サービス事業者の間でやり取りされている文書に関する負担軽減策を検討。

とあるように

 

介護サービス事業者と行政関係機関とのやりとりにおける

書類作成の負担軽減についての内容となっております。

 

サービス利用者にとっては

あまり関係のない内容と思われるかもしれませんが

 

サービス事業者にとっては

書類上のやりとりが多いことによって

利用者サービスのために使いたい時間が奪われてしまっている

という状況もあり

 

書類作成の業務負担が

間接的に

利用者サービスにも

影響してしまっているとも言えます。

 

サービス事業者としては

ぜひとも文書作成業務の時間を減らし

利用者サービスのための時間を増やしていきたいところです。

 

 

自治体によっては

すでに文書作成負担の軽減に積極的に動いているところもありますが

まだまだアナログ優先な自治体も多いようにうかがえます。

 

ぜひとも

全国的に負担軽減のための施策が進むよう

期待したいですね。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。

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