介護相談の非対面サービス
9月1日、日本顧問介護士協会は
介護に関するお困りごとの相談を
LINEやオンラインを通じて
一度も会わずに介護のプロへ気軽に相談できる
業界初のサービス「AWANAIケアマネ」を開始したとのことです。
実際に介護サービスを利用するにあたっては
介護認定の申請や
お住まいの地域のケアマネジャーに
担当になっていただくため
直接対面する機会も必要になりますが
このようなサービスは
介護に関する事前相談やセカンドオピニオン的な窓口として
活用いただけるかと思います。
介護業界でも
オンライン化、デジタル化が促進されつつあり
すでに介護認定の申請もオンライン申請の対応が進められていたり
ケアマネジャーとの面談もリモート対応が可能になっていたりします。
ただし、現状は
介護の相談をしてから
実際にサービスを利用するまでに
申請や契約、計画書の確認など
いくつかの段階が必要になります。
介護認定の申請をしてから結果が出るまでに
1カ月程度必要になりますので
サービス利用までに
1カ月以上の時間を要する場合ももちろんあります。
こういった相談からサービス利用までの流れが
オンライン化により
できるだけ簡素化されスムーズになることが理想的です。
一方で
サービスを提供する側としては
簡素化にともない
本来必要な説明まで省略してしまったり
注意事項の確認がおろそかになってしまうことのないよう
注意も必要です。
今後のオンライン化に期待するとともに
オンライン化したときに気を付けるべき注意点についても
確認しておきたいですね。
投稿者プロフィール

- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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