仕事と介護の両立を目指さない
仕事と介護の両立
という言葉が使われますが
個人的な意見として
仕事と介護の両立
という言葉を使うと
仕事をしながら
介護もできてますよー
という意味にも聞こえなくもなく
実際には
介護部分については
自分自身で行うのではなく
専門家に任せることが理想となるため
現実と
多少のズレがあると感じています。
実際に
仕事と介護の両立の
目指すところとしては
介護の部分については
自分自身で行うのではなく
できるだけ
介護の専門家に任せる
ということが理想の形で
どれだけ専門家に任せられるかによって
安心して仕事に集中できるかなども
変わってくるかと思います。
”両立”という表現よりは
仕事に集中するために
介護はできるだけ
プロを頼りましょう
専門家に任せましょう
介護保険制度を活用しましょう
というメッセージを
理解してもらえるような表現方法が
望ましいのではないかと思っています。
なかなか
うまい表現が見つかっているわけではありませんが
介護離職する人を
少しでも減らせるよう
伝え方の部分から
見直しても良いのではないかと思っています。
投稿者プロフィール

- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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