令和６年度の介護職員等処遇改善加算

令和6年3月4日

厚生労働省より

「介護職員等処遇改善加算等に関する基本的考え並びに事務処理手順及び様式例の提示について（案）」の送付について

という通知が出されました。

令和6年度は

介護職員処遇改善加算が一本化される

とのことで

「シンプルで分かりやすくなるはずだ」

と思っていた人にとっては

「え？」

というような内容になっているかもしれません。

”新加算Ⅴ”については

Ⅴ(1)～Ⅴ(14)まであり

むしろ加算の種類が増えてるようにも

見えてしまいます。

ただし

”新加算Ⅴ”については

令和６年度中に限った要件のため

Ⅰ～Ⅳの加算を取得する予定であれば

あまり気にしなくて良さそうです。

できるだけ

最初にⅤで算定せず

Ⅰ～Ⅳのいずれかを算定できるように

しておきたいですね。

算定に必要な要件としては

・キャリアパス要件
・月額賃金改善要件
・職場環境等要件

の３要件があり

Ⅰ～Ⅳの算定区分については

３要件それぞれの基準を

どれだけ満たせるかで

取得できる区分が変わります。

一本化され

シンプルになっているようで

そうでもなさそうな新処遇改善加算

その要件についても

しっかり理解しておきたいですね。

なお

弊社では

処遇改善加算の算定支援を行っています。

処遇改善加算について

算定要件が分からない

申請方法が分からない

などでお困りの方は

お気軽にご相談ください。

武藤至正: 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。