制度を整えた次の活動

2000年から介護保険制度が始まり

26年が経過しました。

 

介護に関する

心配事や困りごとがあれば

いつでも「地域包括支援センター」に相談できる。

 

必要に応じて

公的な介護サービスを利用できる

という環境が広く整備されています。

そんな中でも

介護に関する事故や事件は

起こってしまっているようです。

介護をしていた家族、親族らによる殺人や虐待で死亡した65歳以上が、2006~24年度に少なくとも486人確認されたことが22日、分かった。厚生労働省の調査を共同通信が分析した。介護疲れを背景とする事例もあり、周囲に相談できずに孤立するなど、家庭内介護を巡る環境は過酷さを増している。

介護殺人・虐待死486人 孤立背景、「老老」世帯も増加(読売新聞)

 

相談窓口である

「地域包括支援センター」が

全国に整備されていても

公的な介護サービスがあっても

 

相談できず

サービスも利用できず

孤立してしまっているケースが

あるようです。

 

 

孤立化する高齢者は

今後さらに増加することが

想定されています。

 

孤立化については

核家族化が進んでいること

人間関係が希薄化していること

単身世帯が増加していること

などなど

様々な要因が考えられます。

 

孤立化によって

介護事件や事故の可能性は

さらに高まってしまいます。

 

 

相談窓口やサービスが整備されたことは

プラスの面が大きいですが

 

これからは

孤立化させないための働きかけが

重要になりそうです。

 

すでに実施されていることではありますが

地域のコミュニティ作りはもちろん

コミュニティへの参加をうながす働きかけ

なども重要になりそうです。

 

相談窓口を設置したので

いつでも相談してください

では

相談できない

相談しない方も多くいます。

 

「地域包括支援センター」の存在も

まだまだ知らない人もいるかもしれません。

 

どのタイミングで相談したらいいか分からない

という人もいるかと思います。

 

そういった方がいることも想定して

福祉関係者側が

高齢者に直接働きかける動きについても

検討していく必要がありそうです。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。