地域をつなぐ新たな居場所づくり
東京都では
「居場所」作りのためのハンドブックが
作成されています。
地域のつながりが希薄化することで
住民の孤立化が不安視されています。
そんな孤立化解消
住民同士のつながり作りのため
だれもが安心して過ごせる”居場所”を作るための
ハンドブックが作成されています。
”居場所”作りのためには
地域性も影響するとは思いますが
東京都以外の地域でも
参考にできる内容かと思います。
ハンドブックには
東京都内の15事例が掲載されており
実際の開設時の状況や運営状況なども
記載されています。
居場所を決めるにあたって
さまざまな場所が検討できますが
例えば
どなたかの家の軒下スペース
高齢になって免許を返納した方であれば
駐車場スペース
昔畑仕事をやっていた方であれば
納屋のスペース
などに空きがあれば
テーブルとイスを用意して
ちょっとした居場所に
変えることもできそうです。
かしこまりすぎず
気軽に
ちょっとした居場所のつもりで
という意識も大切かと思います。
実際に見守りが必要な方の家に
近所の方々が
代わる代わる話をしに来る
なんてのも良いかもしれません。
田舎では
そういった光景がまだ見られるかもしれません。
”古き良き日本”のイメージで
居場所作りが検討できそうです。
また
空き家が増えている
という問題に対しても
自治体が中心となって
新たな居場所に変えられると
有効活用できるかと思います。
新たな居場所によって
地域住民のつながりが生まれ
地域住民同士が支え合って生活できる
という環境が作れれば
防犯・防災対策や
介護予防かつ孤立化対策にもつながり
医療費や介護費抑制の施策としても
有効かと思います。
新たな居場所作りについて
自治体や住民が協力し合って
より多くの居場所が作れるよう
検討していけると良さそうです。
投稿者プロフィール

- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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