専門職にこだわりすぎない

介護サービスを利用する際に

専門資格を持っているかどうか

を気にする人がいます。

例えば

入院中に介護認定を受けて

理学療法士(PT)や作業療法士(OT)という

リハビリの専門職に指導を受けていて

退院後も

病院の時と同じ

リハビリの専門職の指導を受けたい

と希望する人がいます。

 

もちろん

専門職によるサービスを

選ぶこともできますが

 

場合によっては

自らサービスの選択肢を

狭めてしまうこにもなりかねません。

 

専門職がいなくても

希望するリハビリが受けられ

期待する効果が得られる場合もあります。

 

また

基本的に医療の専門職は

病院などの医療現場にいることが多く

介護サービス事業所にいる医療専門職は

医療現場の第一線を退いた人であるケースもあります。

 

もちろん

現役バリバリの医療専門職が

介護事業所に所属しているケースもありますが

全体の割合としては少ないかと思います。

 

専門職からのサービスにこだわりすぎたために

思っていたサービスと違った

期待する効果が得られない

という結果にもなりかねません。

 

専門職にこだわらないほうが

サービスの選択肢が広がり

本当にその人に合った

サービス事業所を選ぶことができるかもしれません。

 

どれだけ病院の専門職の方の印象が良かったとしても

最初からこだわりすぎず

選択肢の幅を広げて

いろいろなサービスを確認してみることをおすすめします。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。

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