東京都と大学との共同事業

東京都では

東京の持続的発展やSDGsの推進に資する

大学の取組を支援する

「東京都と大学との共同事業」

を実施しています。

東京都と大学との共同事業(東京都)

令和6年度の実施事業の中には

「住民の居場所作りのためのマニュアル作成」

という事業があり

 

実際に作成された

「居場所」を地域社会につくるためのハンドブックが

掲載されています。

ハンドブック(pdf資料)

 

この事業では

「居場所」を「子どもから高齢者まで、誰もが自己肯定感や安心感を持って落ち着いて過ごすことを目指す場所」としてとらえています

とのこと

 

 

介護福祉分野では特に

孤立化する高齢者が問題視されています。

 

孤立化し人との関わりが少なくなることで

認知機能の低下

災害時の不安

詐欺などの犯罪リスク

孤独死のリスク

などが考えられます。

 

また

高齢者世帯の孤立化によっても

老々介護による介護負担増

虐待リスク

なども考えられます。

 

孤立化を防ぐためには

地域の居場所作りが求められています。

 

高齢者に対しては

自治体や地域包括支援センターが中心となって

介護予防のための通いの場

趣味活動ができる場

などがすでに設けられていますが

 

居場所なんて

なんぼあっても良いものです。

 

足腰の弱ってきた高齢者にとっては

離れた場所まで行けない

というケースもありますので

 

より狭い範囲で

居場所を作ることが

孤立化防止に有効かと思います。

 

まだまだ

新たな居場所を必要とする地域は

多くあるかと思います。

 

新たな居場所作りをやってみたい

という方は

東京都の事業で作成された

ハンドブックも参考にできるかと思います。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。