段階的にサービスを使ってみる
介護が必要な状態になり
家族が
介護サービスを利用しようと思っても
本人が
サービスを受けることに抵抗があり
介護サービスを拒否してしまう
というケースがあります。
そんなときに考えられるのが
段階的にサービスを利用する
という方法です。
例えば
ヘルパーにお願いするサービスであれば
いきなり週に3回
身体的な介護を受ける
とするよりも
まずは週1回
身の回りのお世話から
対応してもらう
ということも検討できます。
また
デイサービスを利用する際も
いきなり週に何度も利用するよりも
まずは週1回から慣れてもらう
さらには
1日過ごすデイサービスよりも
半日だけ過ごすデイサービスから始めてみる
ということも検討できます。
それでも拒否がある場合には
福祉用具のレンタルから活用してみて
ケアマネや福祉用具の担当者との
つながりを作っていく
という方法もあります。
実際には
要介護度によって
調整できることは限られますが
段階的にサービス調整することは可能です。
公的な介護サービスではなく
自費のサービスから使ってみる
という方法も検討できます。
はじめて介護サービスを利用する
となると
誰しも少なからず
不安はあるかと思います。
ましてや
第三者が自宅に入ってきたり
知らない場所に通う
となると
抵抗感があって当然かと思います。
はじめて介護サービスを利用する際には
少しずつサービスに慣れる
という方法もできますので
地域包括支援センターの担当者や
ケアマネジャーなどと相談しながら
サービス利用を検討してみてください。
投稿者プロフィール

- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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