生活歴を伝える

介護相談をする際

介護サービスを利用する際

利用者本人の情報を伝えるうえで

 

介護に関わる情報として

身体状況や生活環境はもちろんのこと

 

家族構成や育ってきた環境

お仕事の経験や生活習慣

性格や趣味嗜好

などなど

 

その方のこれまでの生活に関わる情報

『生活歴』と言われる情報を

聞かれる場面があります。

なかなかプライベートに

踏み込んでくるなー

と感じることもあるかもしれませんが

 

サービスを提供する側としては

本人のことを

詳しく知ることで

より良いケアにつなげることができます。

 

一般的に

コミュニケーションをとるうえでも

その人のことをよく知ることで

より良いコミュニケーションにつなげられると言われます。

 

 

また

介護サービスを利用する方の中には

精神的な疾患を抱える方や

認知症の診断を受けた方なども

多くいます。

 

そういった方に対して

適切なケアを提供するうえでも

生活歴を知ることは重要です。

 

その方の興味関心のある話で

楽しい気分になってもらったり

 

馴染みの環境を作る

馴染みのものを近くに置くことで

落ち着ける環境を作ったり

など

ケアの工夫をすることができます。

 

 

初めて介護サービスを利用する際に

プライベートな内容を

細かく聞かれることもあるかと思いますが

 

よりよいケアにつなげるためと理解し

ご協力いただければと思います。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。