社会保障制度についての検討会
4月15日
財務省にて
国の財政について検討を行う
財政制度分科会が開催されました。
議題は「社会保障について」
ということで
資料も公開されています。
社会保障制度全体についてということで
「年金」「医療」「介護・障害」などの分野の
検討事項を確認することができます。
介護分野について確認してみると
- 利用者負担の見直し
- 介護人材確保の取組とICT化等による生産性向上
- ケアマネジメントのあり方の見直し
- 多床室の室料負担の見直し
- 地域支援事業(介護予防・日常生活支援総合事業)のあり方の見直し
- 区分支給限度額のあり方の見直し
- 居宅サービスについての保険者等の関与のあり方
- 軽度者に対する居宅療養管理指導サービス等の給付の適正化
- 介護施設・事業所等の経営状況の把握
と並んでいます。
参考資料にも目を通してみると
- 軽度者へのサービスの地域支援事業への移行等
- サ高住等における適正なサービス提供の確保
とあります。
あくまで検討事項となりますが
増え続ける介護保険費用を抑えるための施策として
複数の項目が挙げられています。
介護サービス事業者にとっては
事業の運営に大きく影響するような内容も
検討項目の中に入っています。
今年度報酬改定が行われたばかりではありますが
すでに次回改定に向けた検討は始まっています。
事業所を運営する側としては
今回の資料の内容が
今後の事業展開の検討材料にもなるかと思います。
あらためてリンク先の資料にも
目を通していただければと思います。
投稿者プロフィール
- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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