第208回社会保障審議会介護給付費分科会

2022年2月28日

第208回社会保障審議会介護給付費分科会が開催され

令和4年度介護報酬改定の概要について示されました。

第208回社会保障審議会介護給付費分科会(厚労省)

 

令和4年度の改定については

介護・障害福祉職員の処遇改善のための

臨時の報酬改定となっています。

 

2月~9月までの処遇改善は

介護職員処遇改善支援補助金として

国からの交付金によって

給付されることとなっています。

 

10月以降の処遇改善については

臨時の介護報酬改定を行い

従来通りの加算として

算定していくことになります。

 

加算になるため

事業所が算定すれば

利用者の費用負担にも影響します。

 

算定率を見れば

微々たるものですが

 

事業所としては

処遇改善計画書の再作成

加算算定の申請

事業所内の案内や契約書類の修正

利用者の同意なども必要になりそうです。

 

処遇改善はありがたいことですが

事業所の事務作業負担は

できるだけ軽減できるよう

検討いただけるとありがたいですね。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。

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