管理部門と現場のバランス

介護人材が不足している

という声は

よく聞きますが

 

それぞれの現場で

バランスをとりながら

対応していることと思います。

よくあるケースとして

管理する側と

現場とが離れている場合

 

現場からは

職員が足りない

という声があり

 

管理側からは

人員基準上

必要な人員は配置しているので

これ以上採用はできない

として

対立関係が作られてしまうことがあります。

 

 

基本的には

基準上の人員配置ができていればOK

ということでもなく

 

現場職員の業務量や業務負担を考えながら

人員配置を調整する必要は

あるかと思います。

 

一方で

当然のことながら

人数を増やせば

その分人件費が増えるため

管理する側としては

数字を見ながら判断する必要もあります。

 

まだまだ売上を増やせる見込みがあるのか

事業の拡大ができるのか

 

すでに定員いっぱいで

これ以上の売上が見込めないのか

という状況によっても

判断は異なってくるかと思います。

 

現場側としては

人数が多ければ多いほど

業務負担が軽減できる

サービスを充実させることができる

というメリットはありますが

 

事業所としての

収支の状況はどうなのか

ということも理解する必要があります。

 

最悪のケースとして

事業所が閉鎖してしまえば

仕事を失うことになってしまいます。

 

 

現場の人員に関する内容

事業所の運営に関する内容については

管理側と現場側と双方で

しっかり情報共有していくことが

大切になりますね。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。