要介護者増に備える
4月26日、NHK NEWS WEBでは以下の情報が配信されていました。
新型コロナウイルスの感染拡大で、本来介護サービスを受けるべき人が受けていないという事態が広がるおそれがあります。
サービスを受けるために必要な「要介護認定」の申請数が各地で減っていることが分かり、自治体では「感染予防のため申請を控えている人が多いと考えられるが、暫定的にサービスを利用できる制度もあるので、必要な人は申請してほしい」と呼びかけています。
確かに、外出自粛が広く呼びかけられている現状では
介護の相談に行く、介護の申請に出向く
という行為も控えられていることと思います。
2019年から、オンラインでの介護申請も受け付けているようですが
全ての自治体が対応しているわけではありません。
先程、サイトを確認しようとしたところ、現在メンテナンス中となっておりました。。。
「介護ワンストップサービス」のご案内 ~ スマホ(パソコン)で申請できます ~
ただし、申請はオンライン上で出来たとしても
認定をうけるためには、
必ず介護を必要とする本人と行政から派遣される調査員が面談して
心身の状態を確認する必要があります。
心配性な方にとっては、面談が必要になるという部分も申請を控える要因かもしれません。
現時点で、介護申請が減少している要因が
本来、介護が必要な人たちが申請を控えているという状況であれば
いずれ自粛の流れが落ち着いたとき
介護申請の数が大幅に増えることが想定できます。
介護に関わる人たちは、
近い将来、要介護認定者数が大幅に増えるかもしれないということに
備えておく必要があるかもしれません。
投稿者プロフィール
- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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