訪問から通いのサービスにつなげる

介護サービスの中には

自宅に来てもらって

リハビリや介護を受けるサービスと

自宅から介護事業所に通って

リハビリや介護を受けるサービスがあります。

それぞれメリットデメリットはありますが

”他者との交流”という面で考えると

 

自宅に来てもらうサービスの場合は

担当者と介護を受ける人との

1対1の関係になりますが

 

介護事業所に通う場合は

事業所で勤務する複数の従業員と

他の通いのサービス利用者との

交流があります。

 

介護サービスを利用する方の中には

人が多いのは好きではない

大勢の中ではなじめない

といって

訪問のサービスだけ利用している

という人もいるかと思います。

 

ただし

ひとり暮らしや

ひとりで過ごす時間の長い高齢者にとっては

 

他者との交流が多い

通いのサービスを利用することによって

 

他者からの刺激を受けて

認知機能の低下を予防したり

生活やリハビリのモチベーションの向上に

つながることがあります。

 

いざ利用してみると

当初考えていたイメージとは違い

意外とすぐになじめたり

気の合う話相手ができたり

ということもあります。

 

もちろん

そうならないケースも

あるかもしれませんが

 

通いのサービスも

いつでも変更することができ

いつでも中止することができます。

 

 

自宅に来てもらうサービスだけでは得られない

他者との交流の機会を得るために

 

最初はお試し感覚でも

まったく構わないので

 

もし介護が必要な状態で

一人で過ごす時間が長くなっている

という場合には

 

通いのサービスも

検討いただけると良いかと思います。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。

Follow me!